masonry of 山瀬造園

STONE MASONRY

山瀬造園は文化財石垣保存技術協議会技能会員です

技能会員とは採石技術(石切り技術)、石材加工技術、石積技術その他石積に関連する技術を有する者。赤木城石垣修復工事を長年携わってきました

あと何年？？絶滅の危機化する石積み技術！！

山瀬造園は造園業をメインにしていますが石積みという特殊な技術が売りでもあります。景観を良くするというのもありますが庭でも良く取り入れます。街中で見かける石積みの多くは石をコンクリートで固めて強度を出し積み上げた作品がほとんどだと思います。何が街中で見かける石積みと違うのかというと昔からある石積みはコンクリートを一切使用せず石の使い方（空積み）で街中で見かける石積みのコンクリートで固める以上の強度を出すことができます。
そのコンクリートを使わず石を積める技術者が日本には数える程度しかいないのが現実です。
田舎でよく見かける素晴らしい野面積みも技術者が少ないとういことから人間の手によって取り壊され、コンクリートで目地を固めた石積みやコンクリート製品などにどんどん取り替えられて行っているのが現実です。田舎の魅力が失われ何の魅力もなくなっていく結果を促進させています。
日本の魅力の魅力とは何ですか？と問いただせてください
おそらく数多くのにとが、お城についての回答を出すと思います。外国人に聞いてみても同じ事だと思います。
日本が世界を惹きつける重要な技術があと何十年かで消えてしまう恐れがあるのです。
自社はこの石積み技術を次世代に残し・繋げます。
しかし石積みを残す・繋げると言っても石積みの良い部分や悪い部分を数多くの人知っていただかなければ

全く意味がありません。。。。。。

石積みをするメリット

・お城の石垣と同様で和風建築にとても馴染みその建物の価値を格段に引き上げます。

・敷地の造成の場合、コンクリート擁壁と比べ安価になる。高さが上がるほど安価になる。

・石を積み上げながら仕上げていくので工期が早い

　石積みをするデメリット

・石積みは強度を増すために勾配がつけるため、下に比べ上では敷地が少し狭くなります。
　そのため、敷地が狭く家をできるだけ大きく建てたい場合には、不向きかも知れません。
　

Q 石はどういう状況の場合に積むのですか？

・斜面が大雨でこの先崩れてきそうな場所の崩れ止めとして石を積みます。

・敷地周りが法面で心配な場合、

・災害などの水害で敷地が浸かってしまうので敷地を高くしたい場合、敷地周りの崩れ止めとして石を積みます。

・狭く車が通ると崩れてしまいそうなので道幅を広げたい場合の崩れ止めとして石を積みます。

など昔から崩れ止めを主として用いられてきています。何百年もの間、積み重ねられた石積み技術は信用のあるもので、お城の石垣も昔から今も変わることなく見ることができます。それだけ石積み技術とは、昔からある日本の貴重な技術なのです。

自社の過去の事績として、
赤木城の石垣修復工事
落合博満野球記念館
静流荘の巨石積み
熊野倶楽部の野面石積み
熊野古道
那智川の巨石積み
など個人邸や土木石工事でも数えきれないほどの事績があります。
崩れる石積みには必ず原因はあります！
修復工事もさせていただいています。
安心のできる伝統ある石積みを必ず提供させていただきます！

知っていますか？石積みって技術者が少なく重労働で特殊なので値段も高いイメージがあるかもしれません！そんな事はありません‼︎作業が早いので思ったより必ず値段は安くなります‼︎石積みをできる人はもう日本でも限られた人数しかいません。しかもコンクリートを一切使用せず崩れないように石を積み上げる事のできる人はもっと少ないのが現実です。それだけ崩れないように積んでいくことは
責任が重く・難しく・危険で・伝承者が育ちにくい仕事だと思います。